子どもと平和の委員会

6/21コミュニティづくりと平和を考えるツアーに行ってきました! ①

6/21の子どもと平和の委員会主催の「コミュニティ作りと平和を考えるツアー」は,おかげさまで,雨も降らず,またカンカン照りでもなく,ちょうどいいお天気の中,16名の参加者でぶじ実施されました。

 

今年の冬から,何度も下見を重ねて企画してきたので,当初お申込みが少なく残念に思っていましたが,最終的には,委員,柏近郊の会員,演劇をやっている方,大学院生,柏に住むご夫婦など,いろいろな方が集ってくださいました。

つくばエクスプレスで秋葉原から30分ほどの「柏の葉キャンパス」駅に集合,午前中は,柏北部の戦争遺構を訪ねました。近年,柏市で歴史を掘り起こしている市民団体の「手賀の湖と台地の歴史を考える会」(「柏歴史クラブ」に改名予定とのこと)の小林正孝さんにご案内いただき,戦争末期,有人ロケット「秋水」の燃料庫あとや,柏飛行場の正門あと,弾薬庫あとなどを歩きました。

 

いずれも,ふつうの町中や畑の中に,それなりに巨大な遺構としてどーんと存在していながら,柏に住む人もほとんどがなんだかわからないまま,見過ごしてしまうように埋もれていました。しかし,実物のインパクトはやはり大きく,かつて,ここが首都防衛の軍都であったことが,まざまざと実感されるようでした。

 

途中,江戸時代に周辺をおさめていた「旧吉田家住宅」なども見学し,軍都になる以前の歴史も確認。ガイドの小林さんからは,「こういう埋もれた遺構が,おそらくみなさんのそれぞれの町にもあるはず」「柏では,こういう遺構を整理し,自然や歴史を知ることができる街ごとエコ・ミュージアムを考えています」とのお話もありました。

 

お昼は,空き住宅を利用して,高齢化に備えたコミュニティの場を作ろうという試みをしている「プチカル柏の葉」にて,それぞれのお弁当を広げてしばし,休憩となりました。

2014/06/28