子どもと平和の委員会

ウクライナに平和を ( くぼひでき)

2月24日夜に、わたしはこうツイートしました。
 
人間は進化しない。太古から戦争を繰り返し、侵略、強奪、凌辱、殺戮をしてきた。勝てば正義と自制できない。
人間は進化してきた。太古から反戦を唱える人はいた。その数は歴史を反省する中で増えているはずだ。人類は愚かではないと私は信じる。
#反戦を訴えます
#ロシアはウクライナ侵攻を止めよ
 
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人間の歴史は数千年を遡ることができます。その時どきで戦があって、名もなき民が巻きこまれてきました。個人と個人の諍いを皮切りに、集落と集落の争いになり、時には部族間やがては国家間と、その規模が大きくなりました。財産や土地などの経済をめぐる戦い、自己中心的な繁栄を求めての争い、憎しみは連鎖して、間断なくこの歴史の中で起こってきました。
 
20世紀にわたしたちの世界は大きな転換期を迎えました。国家間による争いが本当の意味で地球規模となり、科学力の進展とともに大量殺戮兵器を生み出したのです。その後も大国同士の競り合いは続き、武器開発は凶悪化の一途をたどるばかり。
 
それでも、人々は進歩してきたと考えてきました。21世紀になって、もう、少なくとも大国による侵略戦争など起きないだろうと高を括っていました。
しかし違った。
覇権主義はいまだ顕在で、恐れていた侵略が始まった。かつて、第一次世界大戦はサラエボにおける暗殺事件をきっかけとしました。第二次世界大戦はドイツとソ連によるポーランド侵攻がきっかけでした。
 
わたしたちはこのウクライナ侵攻を第三次世界大戦の端緒とさせてはならない。
そのためには国境をこえて、平和を求める人々の声をあげなくてはならない。
ひとつのきっかけが、世界を不穏な影で覆わないようになさねばらない。
 
日本からできることは小さいかもしれない。届かないかもと不安になる。
しかし声をあげること、反戦を訴えることはできます。
 
「ロシアはウクライナ侵攻を止めよ」
「すべての国家は他国侵略の意図を解除せよ」
 
ウクライナに平和を。(20220228)
2022/02/28