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第三回リモートがっぴょう会・報告

リモートがっぴょう会の報告     松原さゆり

 

二月六日土曜日「ONE DAY 第三回リモートがっぴょう会」が開催されました。

講師は作家の濱野京子さんです。

 事前に、第二回リモートがっぴょう会と同時の接続確認会を設けました。

 当日の司会は、事業部員のしめの、タイムキーパーは同部員の筑井、七名の受講生全員が集いました。

 

作品課題は長編となっており、集まった作品の題材も幅広く独自の世界観もあり、力作がそろっていました。

開始前の接続も全員そろい、自己紹介がありました。皆さん、自身の作品を必死で向き合ってかきあげたという、やる気と熱量が画面にあふれていました。

講師の挨拶では「愛あるきびしさで向かいます」と、もうここから受講生が引き込まれた様子です。

合評では、たしかに講師の的確なアドバイスは、時にはきびしくもあり愛情深く具体的なものでした。皆さん、深くうなずいていました。

受講生のレポートと感想も、読みの深さを感じます。司会者からのランダムにふられる感想も、緊張感の中はっきりと話され、会はさくさくと進みます。

終了後のフリータイムや親睦会でも話はつきません。受講生からの質問に、講師は親身に答えて、相互の書くことに真剣に向き合う情熱が伝わってきました。

 

主軸は、七作品おのおのの「作品の未来」についての、いかに、どうしたら、どこに向かうという合評になったと思います。

講師から「公募は運だ。落ち込む必要はない。自分の書くことをがんばりましょう」は、力強いエールです。

「熱い思いで書いて、冷めた目でチエックする」とも、自分の作品は自分のもの、どう書き直すか、ただひたすら自分にかかってくると。受講生の背中も伸びたようです。ぜひ、今後にいかしていただきたいです。

人に会えない毎日の中、画面を通じてですがこうして合評ができて、いい機会になったと思います。

2021/02/08