講座ブログ

第49期 日本児童文学学校・感想③

物語がつなぐ「縁」 池村匡哉

 一つのことを続けるのは、困難なことだと思います。
 
 物語の執筆は、ときに孤独な作業です。
書き続ける上で、先輩がいてくださること、共に書いている仲間がいること、〆切というゴールが用意されていることは、心強いのではないでしょうか。
 
 今期、児童文学学校がリモートで開催されると知り、遠隔地からも参加できるとのことで、参加の決意をしたのが春先のこと。
先日、2回目の講義と自作の講評をしていただきました。
 
 とても緊張して臨んだのですが、丁寧かつ具体的に、自分では気がつけない文章のポイントをご指摘くださり、参考となる作品までご教授いただきました。
 石津先生の豊かな執筆体験、赤羽先生の丁寧なご指導と、あっという間の2時間でした。
 終了後はグループに分かれての参加者同士の交流会の場も用意していただき、各位がどんな思いで書いているかを知ることができたのも楽しかったです。
 
 講義と講評をいただき、参加者の皆さんとお話をして、僕はなぜ文章を書きたいのだろう、と考えるようになりました。
楽しいから、だけではなくて。自分が感じていること、思っていること、それを誰かに届けて、その人の力になれたらいいなぁ、と思っているみたいです。
 
 二十代のころ出会い、今も覚えている言葉があります。
書きたいと思う人が一万人いたとしたら、書き始めるのはその中の千人で、書き続けるのはその中の百人で、書き終えられるのはその中の十人もいない。だから、書き続けてください、と。
 
 それからさまざまなご縁に助けられ、書き続けられていることを実感します。何より、こうして学びの場を作ってくださったこと、そして先輩と仲間が居てくださることが、今、自分の書き続ける力になっていると思いました。
 
いただいた講評と、書き続ける力で、9月には別の作品を再提出するつもりです。
2021/06/04