講座ブログ

第49期 日本児童文学学校・感想

2回目の児童文学学校   さいとうえつこ

児童文学学校の参加は2回目で、今回はリモートで参加しています。前回最後の会が、参加できなかったのと、東京まで行かなくても、リモート参加できること。“リモートだと交通費が浮いてお得やん”これは地方の私にとって、“ラッキー!”と参加しました。

前回は東京についたときからドキドキ。教室の熱気に、ワクワク。自分がその場にいるだけでなにかをやったように感じていました。絵本は読んでいましたが、他の児童書は知らなかったので、とりあえずその場で売られている本を買って読みました。

今回は、講師の方の書かれた本を図書館で借りてきて読んでいます。先に読んでいるので、「ああ、あの話だな。はじめはそんな話だったのだ」と言われていることがわかりやすいです。

前回終わったらすぐ帰っていたのが、後の食事をしながらの話がおもしろいとわかり、途中からできるだけ参加しました。講義でわかったと思っていても、自分が腑に落ちないとなかなか自分のものにはなりません。それが後の食事会だったのでしょう。その中で、親しくなった仲間もいて、それが今の自分の励みにもなっています。それがないのは残念ですが、今回質問や雑談タイムをとってくださっています。自分ではうまく言葉にならない時、質問に出たのを見て「ああ、それわかる」と思うことがあります。何度も聞いているようでも、どこで腑に落ちるか、何が自分のものになるかわかりません。

今までは、思いついたことを、書けたことが嬉しかったのですが、自分の作品を講評していただく中で、相手にどう見えているのか、どう伝わっているのか少しは引いて見えてきました。

本やドラマも見る立場だったのが、作る立場になって見ていることがあります。今までとは違った楽しみ方ができるのは、大きな変化だと思っています。

2021/07/09