講座ブログ

第49期 日本児童文学学校・感想

念願の……。   たこ ふみえ 

 

日本児童文学学校で、感染防止のためのリモート講座が開催されるようになり、遠くから参加される方も多いようですが、これは、ここ10数年、車いす利用者の私にとっても願ってもない機会でした。

ずっと、受講したいと思っていましたが、普段、行き慣れた場所や、バリアフリーを利用できる環境であれば、『車いすおひとりさま』で、どこまででも行ってしまう私にとっても、会場での受講はかなりハードルが高く、10年近く、思いは思いのままでした。

リモートと聞いて「これは、きっと、チャンスの神様が私に与えてくれた機会!?」と、さっそく申し込みました。

 

ここ数年、出口の見つからない迷路の中でさまよっている状態の私ですが、初回を受講して、パンッと気合いを入れなおしてもらった気がしました。とても刺激的で、その日は、夜遅くまで自分の作品をあれこれ見直しました。

毎月、違う講師の先生方から、ご自身が作品を作り上げていく思いや、実践的なお話が聞けるという、めったにない機会。自分の作品だけでなく、他の方々の作品への講評の中にも、いくつも、自分に当てはまることがあるという気づき。どちらも、新しいことを学びつつ、今一度、児童文学を、そして、自分の作品を考える大切な時間になっています。

 

リモート講座を開催していただき、本当にありがとうございました。

そして、運営をしてくださるご担当のみなさま、毎回、細かいお心配りに感謝しております。

2021/07/13