講座ブログ

秋の一日講座感想①

執念を誓ったあの日  岡沢ゆみ

 

 11月28日にオンライン受講した『秋の一日講座 「みんな書き続けよう!!」イタリア×大阪×東京 オンライン作家ライブ ここだけの話』は、期待どおり、いやいや、期待以上に、楽しく、有意義な時間を過ごせました!

 講師の令丈ヒロ子さん、佐藤まどかさん、お二人ともが、デビューから今日に至る道のりを、公私を織り交ぜて、かなりぶっちゃけて、お話して下さいました。その語り口がなんともお上手というか、面白くて、どんどん引きこまれてしまいました。あれほどの作品を生み出されているお二人が、まさかご苦労されていたとは夢にも思わず、こういっては大変畏れ多いわけですが、おなじ書き手の端くれとして、シンパシーを禁じ得ず、勝手ながらも大いに親近感を抱いてしまったのでした。

令丈さんが、エンタメ作品とは娯楽であり、楽しみやなぐさめを読者に提供するものだ、とおっしゃったのは、筆者の腑にストンと落ちました。読み終わったときに、読者に「あ~、面白かった」と思ってもらえる作品がエンタメ作品であり、読後に作者が伝えたかったことが読者のこころに残る作品が、エンタメ以外の作品だとおっしゃるのを聞きながら、今後どんな作品を書いていきたいのか、どんな作品を書くのが自分には向いているのか、いまだに迷いの多い筆者は、ふと感慨に耽ってしまいました。

佐藤さんのおなはしは、人生の失敗も、執筆における失敗も、すべて肥やしにして書いていこう! というものでした。失敗は、そのままにしておけばただ傷跡として残るだけだが、そこに水をやり肥料を与えてちゃんと育てれば、いずれ作品として実をつけるということを、ご自身の経験を踏まえてお話して下さいました。佐藤さんが、受賞を逃したり、ひとりの編集者によってボツになったりした作品も、決して打ち捨てたりせず、方向性など検討、調整しながら、改めるところは改め、あきらめずに売りこむ勇気やガッツが必要だ、とおっしゃるのを聞いて、筆者はあの日メモに『執念!』という文字を黒々と書き入れたのでした。

ときには自信を失い、ときにはなにを書いたらいいかに迷い、書き続けることが困難に思える日もありますが、あの日はお二人のおはなしをうかがい、まだまだ頑張るぞ、と胸を熱くすることができました。ありがとうございました!

あぁ、一度や二度や三度や四度……の挫折であきらめてなるものか。

 

秋の一日講座の感想をこれから順番に掲載していきます。ぜひ、読んでみてください。

また、本講座は11月28日に修了しましたが、オンデマンド配信は、12月25日まで受け付けています。オンデマンド配信は、1月末まで何度でも視聴できます。気になった方は、事務局までメールでオンデマンド配信希望と申し込んでください。

2021/12/10