講座ブログ

めざせ作家デビュー!(辻 貴司)

みなさん、こんにちは。
事業部員の 辻  貴司 です。

ぼくが作家デビューと夢の印税生活をめざして、日本児童文学学校を受講したのは、ちょうど10年前。
児童文学のこともよく知らず、たまたま手に取った広告を見て「自分にはこれかな?」と勘を頼りに申し込みました。
やる気だけはありましたので、鼻息荒く教室に乗り込んだわけですが、最初の講義で先生がおっしゃった「児童文学は、食えません」のひと言に、あっという間に人生の迷子になりました。
(当時の事業部員のなかには、ブレイク前の廣嶋玲子さんもいらっしゃったので、食える人が全然いないというわけではありません。念のため)

ところが、その日を境に、ぼくは創作の世界にのめり込むことになるわけで、人生わからないものです。
思えば、それまで、直接、作家の先生と話をする機会なんてありませんでした。
それが、創作秘話の授業を受けたり、ぼくの書いた作品を講評してもらえたり、創作についての熱い想いを聞いたり、雑談をしたり。。。
もともとがそういうコンセプトの講座なのですが、よく知らずに申し込んだぼくとしては、なんて贅沢な時間なんだ!と衝撃を受けたわけです。
文学学校に通った半年間は、ぼくの人生のなかでも、とりわけ重要な時間になりました。

同期にもめぐまれ、有志で合評会「らんぷ」を作り、今でも月に一回、お互いの作品を講評し合っています。(これも10年になりました)
こまかく読んでくれる仲間のおかげもあって、本は何冊か出させてもらえるようになりました。
夢の印税生活は、夢のまた夢ですが、みなさんと一緒に、一歩一歩がんばっていきたいと思います。
よろしくお願いします(^^)
 

2023/01/05