講座ブログ

日本児童文学学校・募集開始

日本児童文学学校2019年度は、四月開始です。毎月一度。半年間。

児童書界のトップランナーとして活躍している講師がきてくれます。

 

また、自分の作品の合評もしてもらえ、合評会のふんいきも味わえます。(作品提出は希望者・なくてもOK)

 

フリートークの時間、講師の作家や事業部の部員と交流もできます。もちろん、仲間もつくれます。

 

ぜひ、来てください! 刺激的で充実した時間がもてますよ。定員があります。

 

さて、講座ブログ二回目は、事業部部員として運営にかかわってくれる、新井爽月さんに書いてもらいました!

 

 

 

文学学校、卒業生として                                      新井爽月

 

 

 私は2011年4月に開校した39期生として文学学校に通わせていただきました。

受講したいと思ったのは、独学ではなくきちんと基礎から児童文学を学んでみたいと思ったからです。通信添削なども経験しましたが、初心に帰って一から学び直すつもりで、文学学校の門を叩いたのを今でもよく覚えています。

 39期生は24もの提出作品が出揃い、5月から9月にかけて各月5作品程の講評を各自行っていただきました。自分の作品のみならず、他の受講生さん達の作品を読み解くことでより良い物語作りを学ぶことができたことも、受講のモチベーションに繋がっていたと思います。講師の方々も個性豊かな魅力溢れる方ばかりで、毎回異なる学びと気づきを得られ、創作の刺激となりました。絵本や童話だけでなく長編やSF、ノンフィクション等についてもそれぞれの分野に長けた講師の方々が、ご自身の経験を惜しみなく伝えて下さり、非常に励みになったものでした。

 文学学校の良いところは、単に文章スキルを学べるという点だけでなく、志を同じくする仲間と出会えることです。最初は皆、遠慮がちに話しかけていた者同士も、回を重ねる毎に互いに打ち解け、創作の悩みなどを相談し合える素晴らしい仲間を得ることができました。私は今なお39期生の数名と繋がっており、お互いの創作活動を応援しあっています。執筆自体は孤独な作業の連続ですが、仲間がいることで良い意味でのライバル意識を保つことができます。今はまだ受講しようかどうか迷っているという方もぜひ、勇気を出して一歩を踏み出してみて下さい。出会いは宝です。一瞬の決断がその後の人生を大きく変えることも十分あり得ます。共に学び、共にチャンスを掴み取りましょう。皆さんと4月にお会いできることを楽しみにしております。

 

2019/01/07