講座ブログ

日本児童文学学校・感想⑤

講座をうけて あべわかこ 

「○○の手習い」(○○の部分は皆様の空想の翼を広げる余地として提供させて頂ければと思いあえて空白とさせてもらいます【笑】)の私ですが、以前から興味があった児童文学の創作の世界を、この講座を受講することでノックさせてもらったように思います。

 日常生活の中で優先順位が下位の方で、ポツリと宿題のような存在になっていた思いが昨年の暮れ、この講座の情報を偶然に知り膨らんできました。

 第一回目の講座を終え、家に帰り、講師の赤羽じゅんこ先生のご本を一気読みし、私の心のトキメキはキラメキに変わりました。

 第二回目の開隆人先生の作品講評では前回の田部智子先生のときと同様に目から鱗の連続でした。具体的な創作スキルのアドバイスはもとより現役作家さんの創作に向き合う熱い想いに触れ、キラメキはどんどん広がっていきました。

 講評用原稿を三月の期日までに提出が出来なかった後悔も先生方の講評を通して薄らいでいきました。先生方のどの作品に対しても一貫して流れる深い愛情と未来への明るい期待を感じたからです。このモチベーションに触れ、私も前向きに、九月五日締め切りまで作品を仕上げようと今では思っています。

 第二回目の後半、山口理先生の「作品のストーリー展開について」の講義も実に具体的で分かりやすく贅沢な時間でした。

 児童文学の創作は私の宿題なのかはさておき、今、はっきり分かることはこの講座に申し込んでほんとうに良かったということです。

 素敵な時間を過ごすことは人生の宝だと思います。私は今回、宝物のポケットを一つ間違いなく増やすことになると思います。

2019/05/30