講座ブログ

日本児童文学学校・報告

 第47期 3回目です!  松原さゆり

 

梅雨です。

空が重く灰色の雲でおおわれていて、お休みの方もいつもより多い日でした。

講師の内田麟太郎さんは。スイカを食べているミニオンのTシャツを着ての登場です。

もう最初から最後まで親しみやすい話し方で、プロジェクターをつかって、詩や画像をうつしだして、講義をしてくれました。なんども笑いがおきました。

内田さんは看板職人をなさっていたのですが、二日酔いではしごから落ちて大けがをしてしまい、それをきっかけに「たまたま」子どもの本の世界に入られたそうです。

この「たまたま」がみそで、ご自身の絵本でも「たまたまじゃない」とか「たまげた」など、「たま」をつかった言葉をおちとして、脱力するずっこけにつかったりしたそうです。

内田さんのユーモアたっぷりで、頭を空っぽにして「ワハハ!」と、大笑いできるような素敵な絵本のひみつが伝わってきました。 

 受講生たちには「型にとらわれないで、のびのびと作品を書いて下さい」と、エールをおくってくれました。

 

高田由紀子さんの、四作品の講評では、皆さんからの意見や感想のあと、それぞれに参考となる本の紹介がありました。また、作品の長所と短所の具体的指摘と、それにともなうキーワードをボードに書き、それを皆さんは熱心にペンをとっていました。

今年からはじめたフリートークでは、事業部員がそれぞれの「わたしのおすすめの一冊」を紹介しました。司会の開さん、辻さんのコンビがいい味をだしていて、なごやかな空気がながれました。

 

2019/06/26