講座ブログ

一日講座にきてください!

11月30日の一日講座、受付中です。

 

今回の講座、編集者さんたちが興味をもって申し込みされていることに驚きました。こちらからたのんだわけではなく、勉強しようと、ご自身で申し込まれる方も!!

これは大変、うれしいことです。

一日講座のテーマ、「今、こどもたちの心をつかむには?」が編集者さんたちも興味をもつような話題だったのでしょう。また、戸森しるこさんに加え、那須田淳さんの人気も大きくかかわっていることと思います。

わたしと那須田淳さんとの出会いは鬼ヶ島通信という同人誌のパーティかなにかだったでしょうか?

20代でデビューされた那須田さん、わたしとはそう年令の差もないのですが、早いときから博識で、大先輩という感じでした。しかし、気さくで、説明がとてもお上手です。児童文学の歴史にも大変くわしく、勉強されているんだとあこがれたおぼえたあります。

 

那須田さんは、人気作家、翻訳家でありながら、今は多くの大学で教鞭をとっています。そんな忙しい中、鬼ヶ島通信の編集長もされています。那須田さんが編集された鬼ヶ島通信の70+1はファンタジー特集。次の70+2は幼年童話特集です。

 

ファンタジー特集の座談会では、斎藤倫さんと柏葉幸子さんと那須田淳さんで、ファンタジーとは?という点について語りあっています。これがとてもおもしろくわかりやすい。ファンタジーとメルヘンの違い、ファンタジーとSFの違い、善と悪の問題、そしてこれからの可能性まで語りあっています。

 

また、70+2の幼年童話の座談会では、あまんきみこさんとやえがしなおこさんと那須田淳さんが語りあいます。作品の中の真実と事実について、また、あまんきみこさんがおっしゃる内的宇宙とは?と、これもまた、味わい深い座談会になっています。そういったお話しも聞けるかもしれません。

今回は二部のトークショーは、みなさんの質問から組み立てていきたいと思っています。みなさんの中で、創作で悩んでいるもやもやなど、勇気をだして質問してみてください。

今回、一日講座では、那須田淳さんを講師に迎えるので、特別に、鬼ヶ島通信も発売します。野上彰さんの評論ものっていますし、荻原規子さんや戸森しるこさんの短編ものっています。ぜひ、この機会に。

もちろん、日本児童文学最新号、まどみちお特集も売りますよ!

どうしようかと、迷っている方、ぜひ、足を運んでください。(赤羽じゅんこ)

2019/11/11