講座ブログ

2020年10月

秋の一日講座・動画配信開始

9月27日におこなあった秋の一日講座、準備していた動画配信が整いました。

申し込まれた方から配信します。すでに申し込まれた方、たくさんいます。お待たせしました。

順番に配信します。

動画配信 有料1000円ですが、申し込みますと、事務局のほうに申し込んでください。

それにあわせて、秋の一日講座、宣伝の、ミニ動画を↓アップしました。ぜひぜひ、見てください。

https://drive.google.com/file/d/16jRahBxokGIebCgzDK0GrRrix83BKvE_/view?usp=sharing

今、こんな動画が簡単につくれちゃうのですね。すごいです。

少しは一日講座の雰囲気が伝わったのでは?

あわせて、事業部でつくったミニ動画。

こっちはちょっと恥ずかしいけど、アップします。全員マスク姿なのが、残念ですが

https://youtu.be/NWoVpX9FBdA

 

≫ 続きを読む

2020/10/28

リモートがっぴょう会・今後の予定

一回だけ、単発で参加できるリモートがっぴょう会ですが、次は、来年、1月、2月と予定しています。

告知発表は、11月になってからとなります、

今、最後の詰めをしています。もう少しお待ちください。

今回は、有料ですが、どなたでも参加できます。

初めての方でも、OKです。

ZOOMをつかってのWEB会議の様式ですが、接続確認会をもちますので、安心して参加できると思います。

告知まで、もう少しお待ちください。 (事業部)

≫ 続きを読む

2020/10/20

注目! 秋の一日講座、動画配信

注目! 一日講座がご自宅で見られます!

 
9月27日に行われた秋の一日講座、作品をよりよくするために「取材・書き直しのコツ、教えます!」
講師:森川成美・和田惣也(くもん出版)は、大好評のうちに終わりました。
 
 
新型コロナウイルスのため、出席をためらった方、地方のため来られなかった方にむけて、事業部では、録画動画を制作し、期間限定で有料配信をします。 
ご自宅で視聴できます。
インターネット経由での視聴になります。ご自身の通信環境をお確かめの上、お申込みください。
 なお、お申込みいただいた方のみ視聴可能になっています。 
 
 
*動画内容=森川成美氏『行かなければならない、ふりまわされてはならない』+トークショーの一部分(和田惣也氏の講義は含まれていません)
*動画配信期間=2021年3月末まで   配信サイトの都合で11月配信開始です!
*料金=1000円 *購入方法    まずは、Eメール (zb@jibunkyo.or.jp)に『動画配信希望』とご連絡ください。 
わからないこともどうぞ
 ※動画の SNS などへの共有、無断転載・掲載を固く禁じます。
 
というとで、事業部、初の試みとして、動画配信をしてみることになりました。
これは、新型コロナウィルスで外出ができない人たちに何かできないかと、部員が考えて、試行錯誤しながらやったことです。
若手ががんばってくれました!!
YOU TUBEではないのですが、それと同じような感じで視聴できます。
 
一日講座は、人気があったのですが、定員20名と人数をおさえました。感染に気をつけて、そのようにしました。
 
ただ、内容は大変おもしろく、森川成美さんがハワイに行かれた時の写真などをたくさん紹介してくれました。
それも動画でもきれいに見れるように工夫して編集してあります。
 
取材のしかたがわかった、失敗したことまで話してくれて、書き直しのむずかしさもわかったと、評判もよかったです。
 
ぜひ、この機会に、一日講座、ご自宅で視聴してください。
動画配信なので、ご自分の時間があるときに自由に見れます。何度でも、見れますし、少しずつ、見ることも可能です。
ただ、無断で転載は禁止です。ルールは守って視聴してください。
 
事業部の初の試み、応援する意味でも、どうか、どうか、よろしくお願いします。
 

≫ 続きを読む

2020/10/16

秋の一日講座 感想③

秋の一日講座に参加して いどきえり

 

9月27日、高田馬場の日本児童教育専門学校で行われた『取材・書き直しのコツ、教えます!』に参加しました。

人に会うのは久しぶり~と、少々緊張しながら駅を出ると、そこで知り合いにバッタリ! 雑談をしながら一緒にお教室に向かいました。久しぶりの雑談です!

先ず、講師の森川成美さんの話に耳を傾けながら、メモを取ります。

『マレスケの虹』を中心に、2度もハワイまで取材に行かれたときの様子を、写真や図を交えて、詳しく教えてくださいました。

その中で、私が一番印象に残っていることのは「空気感」という言葉です。現地に取材に行かないと「空気感がない」ものになり、それはもちろんだめです。現地に取材に行って「空気感ばっちりのはず」と思っても、詳しすぎたり、解説的だったり……。なるほど、と思いながら、話に聞き入りました。

その次は、くもん出版編集部の和田惣也さんのお話です。若手の編集者さんです!

ここでは、「書き直し」ということについて考えさせられました。どうして、書き直しをするのか。それは「作品」を「商品」にする必要があるからです。言い換えれば、「原稿」を「本」にする作業なのです。作品として、よりおもしろいものにするために、議論するわけです。そして、和田さんが今までに編集を手掛けられた作品を具体的に挙げて、説明してくださいました。ここでも、なるほど、と思いながら話に聞き入りました。

その後は、森川さん、和田さん、赤羽じゅんこさんによるトークショーです。

予め渡されていた「質問カード」の質問に答える形で、トークが進みました。皆さん本当に本音のトークで、教室中が笑いの渦に包まれたり、うなずいたり、目からうろこのお話があったり……、普段、聞けないこともいっぱい聞けて、盛り上がりました。

私は、最後に拙作『フン虫に夢中』を紹介させていただく機会にも恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいでした。

コロナ禍ではありますが、参加者同士の距離も十分に保たれていて、充実した一日になりました。ご準備くださった協会の方々、ありがとうございました。

また、一日講座、参加したいです!!

≫ 続きを読む

2020/10/09

秋の一日講座 感想②

会えてよかった、行ってよかった 松井ラフ

 

 執筆はもともと孤独な作業で、ただでさえ時々誰かと創作について話したくなるのに、コロナ禍で人と会うこと自体が難しくなってしまった昨今。そんな中、対面で行うという当講座の案内に、内容はもちろんのこと、皆さまにお会いできることが嬉しくて、喜び勇んで申し込みました。

 講師の森川さんとは「河童の会」という勉強会でご一緒していた仲間で、そこで『マレスケの虹』『さよ 十二歳の刺客』の原型となる御作品も拝読していたのですが、今回の講座で、それぞれの御作品が出版に至るまでの道のり、取材のお話も聞けて、とても興味深かったです。「役に立つか立たないか、書くか書かないかに拘わらず、取材とは何でもすること」という言葉が印象的でした。

 くもん出版の和田さまからは、編集者さまのお考え、お気持ちなどが伺えてよかったです。

受講生の質問をもとにしたトークショーでは、司会の赤羽先生、講師のおふたりからの回答だけでなく、受講生として会場におられた作家の方々からのお話も聞けて有意義でした。

 そして何より、皆さまのお顔を実際に見ることができ、ご挨拶やお話ができたことで元気をもらえました。

 会場入り口には手指消毒液が用意され、窓やドアは換気のため開放、座席はソーシャルディスタンスがとれる配置で、森川さんはマスクにフェイスガード。東京都の感染者数増加で開催が危ぶまれた時もあったということですが、感染防止にご配慮いただき、実施して下さったことに感謝申し上げます。

 

≫ 続きを読む

2020/10/07

秋の一日講座・報告

秋の一日講座レポート 新井爽月

「主人公になりきるために取材からヒントを得る」

 

 コロナ禍の状況下で行うことができた今年度初の秋の一日講座。

 定員20名を上回る申し込みをいただけたことも大変嬉しかったですが、無事に講座を開催できたことが何よりも有難かったです。

どう取材したら良いのかという点については、書き手ならば一度は必ず悩み迷う課題の一つであると思います。

 今回の講師役を務めて下さった森川成美さんは、ノンフィクション及びフィクション共に念密な取材を経て作品を書き上げた経験を幾つもの資料を踏まえ、大変丁寧に解説して下さいました。

 

 特に『マレスケの虹』という作品を書き上げるために二度に渡りハワイに向かい、現地の空気感や肌感覚、物語の舞台となる時代背景について等、意欲的に取材をなさっていたことがとても印象的でした。

 なぜ取材をするのかという疑問について森川さんは、主人公になりきるために余白があるとなりきることが難しく入り込むことができないという主旨の発言をされていましたが、この「余白」についても大変細かな点まで調べられ、実際にご自身で体験&体感なさっていたことに驚きを覚えました。

『マレスケの虹』において、一番ご苦労なさったのはハワイ島の移民一世として渡られた1910年代の時代背景についてだったそうです。

 移民に関する歴史資料館などで資料を紐解いてもその年代にピタリとはまる資料に出会えず「それなら現地に行くしかない」と決意なさった経緯をお聞きすることができました。

 

 取材をする大事さは誰しも理解ができますが、取材をしたことで作品そのものが説明的になりすぎてしまう懸念や、膨大な量の取材の中から何を取捨選択するかという匙加減の難しさなども非常に興味深く、参考になる意見を伺うことができました。

 

 第二部ではくもん出版編集の和田さんが書き直しと取材のコツについて、編集者というお立場を踏まえお話して下さいました。

 

 当然のことながら「書きたい・伝えたい」という思いが作品には必要だけれど、本になる作品に求めるのは書きたいという思いだけではなく、誰に伝えたいのか、どんな作品(本)にしたいのかという、より広い視点が重要になるという意見に受講者の方々も深く頷いていたのが印象的でした。

 

その後、第三部でのトークショー及び質疑応答についても、取材で見聞きした情報や実際に体験した肌感覚をどこまで作品に生かし、必要のない部分は思い切ってカットするかという点についてそれぞれの思いを聞くことができ、大変参考になりました。

 

 取材をする!となるとついつい身構えてしまいがちですが、普段からアンテナを張り巡らせ、できる時にできることを体験しておくことや、好奇心をもって見聞きしておくことが結果として作品に生かせることに繋がると、理解が深まりました。

 

 足を運んで下さった受講生の方々、そして講師を務めて下さった森川さん、和田さん、本当にありがとうございました。

 ぜひまた次の機会も対面での講座を開催できる日を楽しみにしております。

 

 

≫ 続きを読む

2020/10/04

秋の一日講座 感想

ひと言も聞き逃せない講座 水沢せり

 
 まだまだ書き上げるだけで必死な身ですが、取材ってどうやるんだろうと気になっていました。
 そんな時、ツイッターで「取材・書き直しのコツ、教えます!」という講座があると知りました。
 
 取材というと、ドラマで見かける「メモを片手にお話を聞く」くらいしかイメージがありませんでした。ですがお話を伺って、そんな簡単なものじゃないんですね。
 
 現地に行って、主人公が経験しただろう、景色、音、匂い、温度を知ることで、自分の中に主人公が色づき、肉づき、息づく。
 それは、新たに出会った友人を、知るようなものなのかもしれません。友人が、親友になるほどに、知ろうと行動する。プロの情熱とバイタリティは、想像以上のものでした。
 
 だからといって、情熱を傾ければ傾けただけ、いい作品になるわけではないんですね。
 話の聞き方にしろ、執筆するにしろ、一定の距離を保つことが必要なこと。
 こだわりに引っぱられてもいけないし、取材したことを、書きすぎてもいけないという、書く姿勢についても、お話がありました。
 
 そしてなにより大切なこと。
 ノンフィクションに限らず、どんな作品を、どんな切り口で、だれに向けて書くのか。
 本当に自分が書きたいことはなにか。伝えたいことはなにか。
 
 編集者さんが、同人で書いている方は、人に読んでもらう意識が、薄いとおっしゃっていました。その通りで、「これは面白そう」が暴走して、収拾がつかなくなってしまうことがよくあります。
 取材を通じての気づきなど、全く知らない世界のことも勉強になりましたが、「だれに向けて書いているのか」が、きちんと意識出来ていなかったことに気づかせてもらって、ありがたかったです。
 
 講座の内容を全部理解できる日は、まだ先だと思いますが。
 今はまだ気づかない山ほどのプレゼントを、いつか全て開けたら嬉しいなと思っています。
 今日は、ためになる時間を、ありがとうございました。

≫ 続きを読む

2020/10/02