講座ブログ

2021年9月

第49期 最優秀、優秀作品が決まりました

昨日、26日、第49期日本児童文学学校、最終日でした。

安東みきえさん、フレーベル館 本庄編集長の講義がありました。

安東さんは、「たかが創作、されど創作」というタイトルで、創作の奥深さ、魅力を語ってくれました。

フレーベル館の 本庄編集長は、「編集者から伝えたいこと」として、新人賞の受賞作家との作品をつくっていった経験を話してくださりました。

受賞はゴールでなく、スタートだそうです。

そのあとの修了式では、受講生の提出した作品の選考結果を発表しました。

第49期 日本児童文学学校 最優秀作品

『児玉くんは変や』 寺田喜平 

優秀作品

『青空にピースサイン!』 なて るみ

優秀作品

『ズーヨガ』 小山麻子

 

おめでとうございます。

最優秀作品は、機関誌 日本児童文学 3-4月号 (2022年) に掲載します。

ちなみに、寺田さんは、今期の日本児童文学学校、一番乗りで申し込んでくれました。(*^_^*)

 

第49期は、質問も活発で、提出作品も多くだしていただき、オンラインが多かったのですが、盛り上がったと思います。

コロナ禍にあって、通いで開催は二回だけ。あとは、オンラインとなりました。

オンライン越しに、雑談コーナーをもうけて、意見交換、交流をしていただきました。

 

来期は、どうなるのでしょうか? コロナがおさまっているなんて、あるのでしょうか? 

第50期は、2020年1月初旬にホームページ、機関誌などで発表、申し込み開始となります。

講師陣は、これから部会を開き決定するのですが、今年とは重ならないように変更していきたいと思います。(連続して受講していただくのも歓迎です)講評スタッフは、今年と同じ予定です。

 

また、10月から実作通信 ビギナーズコースが始まります。

とてもわかりやすいテキストがつきます。

そのせいか、申し込みを予想以上にいただいていております。

こちらも、どうか、よろしくお願いします。

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2021/09/27

いよいよ開講! 実作通信 ビギナーズコース

10月から新設講座 実作通信ビギナーズが始まります。ふるってご参加ください。

今回は、通信講座のテキストを作成してくださった、牧野節子さんに登場していただきました。

長いこと、大学やカルチャー教室で児童文学をおしえてくられただけあり、ほんと、読みやすく、わかりやすいテキストになっています。

分量は厚いものではないのですが、児童文学に大切なエキスがぎゅっとしぼりこまれていて、あとあとまで参考になるものだと思っています。

「実作通信講座ビギナーズ」テキスト作成にあたって 牧野節子

 

この秋10月より、「実作通信講座ビギナーズ」が開講されます。

講座テキストの作成を担当いたしました牧野節子です。ずいぶん前に事業部よりご依頼をいただき、たいへん光栄なこととしてお引き受けさせていただきました。

  拙著『童話を書こう!』『同・実践編』『同・完全版』三部作をベースとし、大学やカルチャーセンターでの指導経験も生かした上で、重要なポイントを押さえた、わかりやすいテキストを作成いたしました。受講される方々の、創作の道しるべとなりますように、という願いもこめて。

こちらのビギナーズコースは、物語を書いてみたい気持ちはあるのだけれど、「どう書いていいのかわからない」「始めるきっかけがなかなかつかめない」という方に、ぴったりの講座です。

また、既に創作はしているのだけれど、「自己流で書いている」「基礎を学び直したい」「公募に挑戦しているがさっぱり結果に結びつかない」そんな方にもお薦めの講座です。

段階を踏みながらひとつひとつの課題に取り組み、「基本」をしっかり身につけることで、おひとりおひとりの「創作技術」は、必ずやアップするに違いありません。

昨年以来、なかなか外出もままならない世界情勢が続いておりますが、創作は、おうち時間の楽しみのひとつにもなることでしょう。テキストを片手に、想像の翼をはためかせ、あなたのゆたかな創造の世界を、どうか存分に広げていってください。

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2021/09/11

第49期もあと一回です

最後の講座にむけて

第49期、日本児童文学学校も、9月26日(日)一回で終わりとなります。

コロナ禍で、オンラインか、会場開催ができるか、ハイブリッドで音の調子はどうかと、試行錯誤の半年でした。

最後の講義は、とても楽しみです。

野間児童文芸賞受賞作家 安東みきえさんに、フレーベル館の本庄編集長のお話を聞けるからです。

安東みきえさんは、ファンタジーとリアルが融合したような世界観が魅力で、お話しもとてもおもしろいです。質問もできるこの機会、なかなかない貴重な時間だと思います。聞かれる方は、ぜひ、一作でも安東さんの作品を読んでこられるといいと思います。

本庄編集長とは、昨日、ZOOMで打ち合わせをおこないました。事業部員も、可能な方は出席していただいて、意見交換をしました。

なかなか有意義な会でして、とくに公募新人賞の突破を考えていらっしゃる方々は、刺激をうけると思いました。

また、公募突破が最終目的でなく、作家としてそれからどう自分をみがいていくのか、続けていくのには何が必要なのかも、語ってくださると思います。

安東みきさん、本庄編集長、どちらの会も、余裕があればビジター聴講できます。児文協、事務局までお問い合わせください。

 

さて、第49期も最後となり、講義のあとは、最終提出作品の選考の結果発表があります。

今年は、書き直されて提出された方、新作をだされた方もいて、たくさんの作品が集まりました。

レベルは高く、いろんなジャンルの作品が集まっているので、これが迷うんですよね。

今、スタッフ一同、心をこめて選考させてもらってます。

 

今年は受講生とあまり交流できないできましたが、それでも、毎回、画面をとおしてお顔を拝見していた方々とお別れになると思うと、やはりさびしいですね。どの方も、公募にとおった、あと一歩だったと、なにかあったら、事務局のほうに報告してほしいです。

 

 

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2021/09/08