講座ブログ

第69期創作教室に参加して

創作教室はいつも熱かった。 清木玲

 
 66期から69期の創作教室に参加した。

 二週間毎の茨城県からの上京。高速バスの中では同受講生の作品を慌てて読むというスタイルが二年間続いた。自分の作品提出は、毎回どうにかできたが、ただ書き散らかしたというのが、今の感想である。
  今日は、金曜日。いつもだったら夜中まで、うまく動かないプリンターと格闘している。
土曜日の創作教室に向けて、いつもぎりぎりまでバタバタしていた。
 今、創作教室から離れて、これまで書き散らかした作品をもう一度見直し、書き直そうと考えている。
 
  ちょっと遅すぎた決心と思いはするけれど、創作教室の中では、年齢をほとんど忘れられた。厳しくも愛情ある指導を講師の先生や受講生の皆さんからたくさん頂いた。それらが今の私の財産になっている。
 一人になった今、自分が何を書きたかったのか、本当に自分は児童文学をやりたいのか、問われているとしみじみ感じる。
 10月になり、70期が始まっている。
そこに私はいない。これからは、一人締め切り日を作り、あの熱く合評し合った日々と同様の日々を過ごそうと、今、決心している。

 

2019/10/12

日本児童文学学校・報告

第47期児童文学学校・最終回 松原さゆり 

九月の終わりというのに暑さが残りますが、東京は所々で秋めいてきました。そして、いよいよ文学学校も、最終回をむかえました。  

背筋が伸びた受講生の皆さんや、ビジターの方からも緊張感が伝わってきました。

最終回の講師は、新進気鋭作家のいとうみくさんです。「書き続けていくために」というテーマで、プロジェクターを使って話してくれました。  

 創作においては、気になる事、伝えたい事、知りたい事を深め、それに関わる人を描くようにしていると。具体的に、ご自身の本からも例を出して話されました。

 ご自身の経験から、同人誌「季節風」に投稿して、投稿評を読み込むことが勉強になったとも。

 仲間を持つ事も、大事と話されました。

 小峰書店の現役編集者の山岸都芳さんからは「編集者の視点からいえること」です。

 編集者として、いかに読み手を楽しませる本を作るかを、大事にしているそうです。また、書き手の方には、誰に読んでもらいたいのかをしっかり考えてほしいと、話されました。

 いとうさん、山岸さんを交えての質問コーナーでは、皆さんからの活発な質問に、お二人とも丁寧に具体的に答えてくれました。その質問からふくらんだ答えは、とても充実した内容でした。

 最後に第47期児童文学学校、終了式です。

 今回、受講生からの提出作品は24作。それを事業部講師で手分けして選考し、二次選考に残る七作品を選びました。事業部全員で選考会をもち、最優秀作品一名、優秀作品二名を選びました。

その結果発表がおこなわれました。選ばれた方々には賞状がわたされ、教室中に拍手があふれました。

最優秀作品は、機関誌日本児童文学3.4月号に掲載されます。

 

 

 

 

 

 

2019/10/06

第69期創作教室に参加して

「私が物語を書く理由」  志津栄子   

 それは、さみしさからだったのかもしれません。

 創作教室に参加するまで、書くことは自分を見つめる辛い作業だったのです。

 私の中に棲みついているのは、自分の心にうそばかりついている意地っ張りな女の子や、居心地の悪さを抱えてうろうろ歩き回っている男の子たちでした。そんな不器用な人たちを解放していったら、もしかしたら私のさみしさがとけてなくなるのではないかと、ずっとそんなことを思いながら物語を書いてきました。夢中になって書き続けました。

 この春、思い切って新幹線に乗り、岐阜の山奥から東京に出てみました。

 するとそこには、今まで出会ったことのないような個性的で魅力的な人たちが集まっていたのです。キラキラ……、いいえ、ギラギラとした世界の扉が開いた瞬間でした。

 ちょっとせつないザシキワラシくん、スーパーナンセンス、ほろりとする犬のお話、SF、エンタメ、歴史物、文学の香り高い作品、なんだかエロくてドキドキしちゃうお話、胸きゅん物語、その作者たちは、お互いにどこの誰で、普段は何をしている人なのか、何も知らなくて、ただこのお話を書いている人という立ち位置がとてもここちよかったのです。初めて仲間がいるという心強さを知りました。私の作品をいつも丁寧に読んでいただいたこと、感謝しています。

 講師の先生方には、愛情たっぷりにご指導いただきました。時には優しく、時にはバッサリと。

 おかげで、書くということが、自分のためだけでなく、読む人にとっても、もしかしたら一筋の光だったり、心を温める何かになったり……。そんなふうになれたら嬉しいなと、今は思えるようになりました。

 素敵な時間をありがとうございました。書くことは希望です。

                                   

 

2019/09/28

秋の一日講座 講師からメッセージ!

一日講座にむけて 那須田淳

 9月にベルリンから戻ってきましたが、台風で日本からの飛行機が遅延して、乗り継ぎのフランクフルト空港で7時間も待たされてしまった。近年、台風の発生の仕方が以前と変わりつつあるけれど、これも地球の温暖化の影響でしょうね。環境ということでは、ドイツでもこの夏は熱波に見舞われ、気温が40度近くまであがって大変でした。

 

 なにしろ少し前までは、25度を越えれば暑くて勉強ができないから学校が休校になるという慣習があったところだし、ほとんどの家ではまだクーラーもないのでみんなぐったりしていた。もっともクーラーを取り付けようと思っても、我が家もですが都市部は集合住宅が多く、たいていは壁が厚いし、景観の問題もあって室外機を取り付けるのも難しい、さてどうするか…。これも一つの社会問題かもしれません。

 

 こんな身の回りの変化や世の中での小さな気づきが、物語づくりのヒントにもなるものだと思います。今度の講座では、戸森しるこさんとそのあたりのことも含めて楽しくお話しできたらと考えています。

 

一日講座にむけて 戸森しるこ

 こんにちは、児童文学作家の戸森しるこです。秋の一日講座の講師をさせていただくことになりました。

 

 那須田さんとご一緒させていただけるということで、わたしもお話をうかがうのがとても楽しみです。児童文学作家を目指し始めたころに、わたしも別の場所でこのような講座を一度だけ受けたことがありますが(その時の講師は石崎洋司さんと梨屋アリエさんでした)、自分がお話しする側になるのは今回がはじめてです。

 

 児童文学作家志望の方が多くご参加されると思いますので、新人賞に応募していた頃のこと、物語を書くために意識していること、現在の執筆についてなど、いろいろお話しする予定です。今年はデビュー丸3年の記念イヤーということもあり、戸森しるこ拡大化計画を実施中で、人前でお話しする機会も持てたらと考えていたところでした。そんなタイミングで今回のお話しをいただき、誠に光栄なことと思っております。

 

 不慣れな部分もありますが、どうぞよろしくお願いいたします。こういう話がききたい、というようなご希望がございましたら、ツイッターかブログの方にお気軽にメッセージをお送りいただければと思います。

 

11月30日(土)秋の一日講座は、ただいま、申し込み受付中です。

この時しか聞けない話をしますので、迷っている方、一步 踏み出すつもりで、ぜひ、いらしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/09/19

あと一回となりました!

第47期 日本児童文学学校も残すところあと一回です。9月29日、日曜日です。

最後には、提出作品の最優秀賞、優秀賞の発表をします。ドキドキです。

 

先日、事業部員があつまって、児童文学学校 提出作品の選考会をしました。

いろいろ意見がでて、活気ある選考会でした。

結果は、29日の講義終了後の修了式で発表です。楽しみにお待ちください。

 

また、29日は、人気作家 いとうみくさんと、現役編集者 山岸都芳さんがご登壇されます。

名作『空へ』がどういう風に誕生したのか、話してくださるとか。

質問も受け付けてくれるというので、事業部からも質問を考えました。

答えにくい質問もぶつけましたが、ありがたいことに、考えてくださるとか!

創作を志す人には、とても有意義な時間になりそうです。

この講座、一回だけのビジターで聞くこともできます、でも、人数にかぎりがあるので、必ず来る前に事務局に問い合わせてください。

また、第69期 創作教室も、今週土曜日で最後です。来月から第70期が始まりますが、申し込みそうそうに定員になってしまいました。次の第71期の申し込みは来年からになります。申し込み開始は、ホームページからみれますので、確認してください。

 

2019/09/18

日本児童文学学校・感想 12

47期 5回目を受講して   南口菜々

 

この日、とにかく私は緊張していました。講評をいただく作品のうちのひとつが、自分のものだったからです。

ですが、いざ、木村研先生の講評が始まると、そんな気持ちは吹っ飛びました。先生は、作品の大きな流れや、登場人物の心情、そして発想を大切に、丁寧に見てくださいました。今回はひとつの特徴的なモチーフについて扱った作品が多かったので、ひとつのアイデアをどう面白くしていくのか、とても考えさせられました。

そんなわけで、作品のことを考え始めたら、緊張はどこかにいってしまったわけです。先生は、よく「緊張の必要はない」と言ってくださっていたのですが、本当にそうですね。私、先生が優しすぎて裏があるのではと勝手にドキドキしていました。大変失礼いたしました。

休憩を挟み、あんびるやすこ先生のお話です。先生は、ひとつの本を作る過程を、たくさんの図像と共に、具体的に示してくださいました。印象に残った点はいくつもあるのですが、中でも、「無理に作った話は言葉にできない」、そして、「他者理解」というテーマが根底にある、というお話がとても興味深かったです。また、「他者理解」というテーマには、「本作りはプレゼント選びと一緒で、子どもに喜んでほしいから、相手が何を好きなのか事前調査をする」というお話とも共通のものがあると感じ、とても勉強になりました。

まずはすぐに出来そうなことから、ということで、愛犬のキャラメルにプロットをお話してみました。しばらくすると、お手をしてみたり、伏せをしてみたり……いつまでたっても私が話をやめないので、途方にくれたように、しっぽが下がっていきました。この子でさえ他者理解しようとしているのに、私ときたら……。反省したので、ササミをあげました。しっぽが上がりました。

 

 

2019/09/09

秋に一日講座、9月から募集開始

東京は、涼しくなりました。雨が多い秋のはじまりです。

さて、11月30日に開催される「一日講座 今、こどもたちの心をつかむには?」の募集が開始されました。

プロフィールも追記されていますので、ぜひ、見てください。

戸森さん、那須田さんの講演のあとは、トークショーをします。トークショーの司会は、わたし、赤羽がすることになっています。詳しいことはこれからつめるのですが、会場からの質問もうけつけたいと思います。

編集者さんに「子どもが喜ぶ、おもしろい話をお願いします!」とたのまれ、ふと、「今の子どもたちは、このテーマで喜ぶかな?」と不安になったりします。

令和元年、まっさらな気持ちで、児童文学について、語り合いたいと思います。

これから書く方だけでなく、長く書いてきている方も、ちょっとこの頃、いきずまってしまってるなっと感じる方も、大歓迎です。また、野次馬でこのあたり、暇だから顔をだそうと軽い気持ちで来てくれるのもアリ! 来た人が何かをつかめるような、そんな時間にしたいと準備していきます。

事業部一同、お待ちしています。

 

 

2019/09/05

日本児童文学学校・感想 11

47期 5回目を受講して 坂本 裕子


 まだ残暑の中、5回講座が開講されました。
作品講評は木村研先生。私は「999ひきのきょうだい」が大好きで英語版まで買ってしまったほどです。
先生は病み上がりにもかかわらず、4本の作品を優しく丁寧に講評してくださいました。
今回の4作品はどれも独自のアイデアで書かれていて、視点を変えて考えてみるともっといい作品になるとおっしゃっていました。
 また受講生の中から登場人物の名前の付け方について質問が出ると木村先生を含め他の先生方もご意見を述べてくださり、大変参考になりました。


 そして後半は皆さんお待ちかねのあんびるやすこ先生が講義してくださいました。あんびる先生は作品同様とても素敵な方でこの魅力的な方からあの可愛い作品が生まれているのだなと思いました。
講義はスライドを使って物語を創る作業の進め方を細かく説明していただき、ここまで教えて頂けるんだと驚きとともに感動して、細かくメモをとらせていただきました。

特に心に残ったのは「エピソードは納得いく、共感できるものにする。」
「エピソードはけちけちしない。」というところでした。
今回学んだことを生かして、子どもたちに楽しんでもられる作品が創れたらと思いました。

 

2019/08/30

日本児童文学学校・報告

 第47期 五回目です!   松原さゆり

 会場の高田の馬場は夏祭りがおこなわれていました。回をおうごとに、受講生どうしの会話も多くなっていっています。

 今回の講師は人気作家のあんびるやすこさんです。「ファンタジーを創る~「物語」の発想と組み立て~」というテーマで なんでも魔女商会シリーズ 26巻 『らくだい記者と白雪のドレス』をとりあげられ、具体的な創作手法をプロジェクターをつかって画像を写し出し、わかりやすく語って下さいました。

 創作の進め方としてプロットを作成する貴重な方法に、身体を乗り出して聞いている方も。そして、プロジェクターで写し出された実際のプロットの緻密さに「すごい!」と、大きくうなずく方も。

また、創作において、なげだしたい時があったら、今日の話を思いだして励みにしてほしいとも、話されました。

 講義の後半は、会場からの質問に答えてくれました。「子どもの心をつかむ発想とは?」という質問では、玩具の企画デザインなどの職歴からの経験で得たことなどをいかしていることにも触れられました。そのほか、ひとつひとつの質問にあたたかく、やさしい笑顔で答えてくれました。人気シリーズのひみつにふれたような一時間半でした。                                                                                                                        

 木村研さんの作品講評は四作品でした。やさしく、具体的な批評をされました。登場人物の背景やつながりを考えるなど、忘れがちなことをきっちりおさえるように話されました。作品を書かれた方々の思いも聞くこともでき、会場からの意見や感想もたくさんありました。「登場人物の名前をどうつけるか?」という質問では、いろんな名づけ方の工夫や注意点があがりました。 

 

 

2019/08/27

訂正

先日の講座ブログの内容にまちがいがありました。

実作通信講座は、いつからでも申し込みできますが、受講料は全額となります。

月割りではありません。

大変、失礼しました。 事務局にご確認の上、申し込みください。

赤羽じゅんこ

 

2019/08/22