会員の新刊

児童文学単行本の新刊を紹介しています。
 

「まねっこ」 あわの ゆりこ/作・高畠純/絵 (銀の鈴社)

詩集・まねっこ

 

 

少年詩集の金字塔、銀の鈴社のジュニアポエムシリーズからのデビュー作

 

同郷、詩人・絵詞作家の内田麟太郎氏の勧めにより出版に至った作者の初詩集。
麟太郎氏が跋文を、高畠純氏が絵を、絵本界の2大スターが関わった、ユーモアと抒情のなんとも贅沢なデビュー作です。   

 

 

2019/02/14

「占い師のオシゴト」 高橋桐矢/作・烏羽雨/絵 (偕成社)

占い師のオシゴト

 

 

占い師でもある作者による、占い好き必読のストーリー

 

ごくふつうの女の子、あかりには秘密がある。それは、親が占い師アルテミスだってこと!
ひょんなことから、クラスメイトの真夜(まや)に知られることになってしまい、
占い好きの真夜はアルテミス先生に弟子入りすることに。
「占い師には、ぜったいにしてはいけないことが3つある。それは……」
アルテミス先生の言葉に、あかりと真夜がショックをうけたわけは?!
巻末に、アルテミス先生の12星座占いつき!   

 

 

2019/01/30

「むこう岸」 安田夏菜/著 (講談社)

むこう岸

 

 

「貧しさは、あきらめる理由になんてならない」

 

進学校で落ちこぼれ公立中学に転校した和真と、父を亡くし生活保護を受けて暮らす樹希。
「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理に、2人はできることを模索していく。
中3の少年少女は、いかにして「貧困」に立ち向かうのか。   

 

 

2018/12/10

「スケッチブック 供養絵をめぐる物語」 ちばるりこ/作・シライシユウコ/絵 (学研プラス)

スケッチブック 供養絵をめぐる物語

 

 

母の過去と 未来の自分が 今、交差する

 

小学五年生の紗理奈は、ある出来事をきっかけに、大好きな絵を描くことをやめてしまった。そして六年生の夏休み、亡き母の故郷、遠野を訪れた紗理奈が出会ったのは、死者を描く不思議な風習、「供養絵」だった―。
魂と魂が共鳴する、再生と成長の物語。
第26回小川未明文学賞大賞受賞作品。   

 

 

2018/12/01

「子ども食堂かみふうせん」 齊藤飛鳥/著・ふすい/装画 (国土社)

子ども食堂かみふうせん

 

 

「子どものための食堂だなんて物語に出てきそうですてき!」
  子ども食堂を舞台に、四人の小学生たちが紡ぐ希望の物語

 

ポスターで子ども食堂かみふうせんを知り、遊びに行った小学六年生の碧海麻耶(あおみまや)。店長のおばさんに「あーさん」とあだ名をつけたり、子ども食堂とはどういう場所か教えてもらったり、お客さんの下級生たちと遊んだり、楽しい時間をすごすが……。(第一章 碧海麻耶のはなし)  

麻耶の級友でクラスの人気者である八潮闘志(やしおふぁいと)は、麻耶をつけて行き、子ども食堂かみふうせんにたどり着く。そこで悪ふざけをしたばかりに、闘志は……。(第二章 八潮闘志のはなし)  

闘志に片想いする地味な少女・柏浦悠乃(かしうらゆの)は闘志に自分の存在を知ってもらおうと、闘志が遊びにいく子ども食堂かみふうせんに行く。果たして、悠乃の恋の行方は……。(第三章 柏浦悠乃のはなし)  

担任の先生に教わって以来、子ども食堂かみふうせんに興味津々で行きたくてたまらない湾田一平(わんだいっぺい)。そのくせ、なぜか子ども食堂に行くことを自ら禁じている。一平の奇妙な行動の裏には、実はある秘密が……。(第四章 湾田一平のはなし)  

子ども食堂を舞台に、四人の子ども達が織りなす、心温まるオムニバスストーリー。   

 

 

2018/11/26

「黒姫ものがたり」 いぶき彰吾/文・北原志乃/絵 (発行 ほおずき書籍、発売 星雲社)

黒姫ものがたり

 

 

むかしひとに恋した竜がいた

 

幼き日にであった黒姫と白へびは、春の野に遊び、いつか夫婦になることを約束します。年月が経ち、白へびは立派な若武者となって城を訪ねます。ところが、若武者の素性をつきとめた殿さまは、ふたりが結ばれるのを許すわけにはいきません。……  
黒姫山を望む北信濃を舞台に、愛とたたかいの民話が、確かなストーリーと美しい絵で立ち上がります。資料編では、「黒姫ものがたり」の舞台とその歴史について案内をしています。子どもも大人も楽しめる、物語絵本です。   

 

 

2018/11/17

「どこどこ山はどこにある」 おおぎやなぎちか/作・松田奈那子/絵 (フレーベル館)

どこどこ山はどこにある

 

命のつながりを描いたファンタジー

 

まどかのひいおばあちゃん「ひいちゃん」が、ある日ふらっと家をでた。
ひいちゃんを追いかけて、空色のバスに乗りこんだまどかは、いつのまにか知らない山にまよいこんで…。
ふしぎな世界「どこどこ山」で、まどかがであったものとは?   

 

 

2018/10/30

「107小節目から」 大島恵真/著 (講談社)

107小節目から

 

 

 

小学校六年生の由羽来(ゆうら)は、父に強制的にスイミングクラブに通わされていますが、本当はクラシック音楽をやり、将来はオーケストラに入りたいと夢みています。ですが、父に逆らえず、泳ぐ間だけ音楽を頭の中で流して気持ちを保っています。家庭でも父のDVで母と由羽来は萎縮し、由羽来には音楽以外に希望がありません。

由羽来には、前から気になっていることがあります。 ドボルザークの交響曲「新世界より」の第二楽章に、一瞬、音がとぎれる部分があるのです。その音のない一瞬が、由羽来に新しい世界を見せてくれ、由羽来自身が自分で希望をつかみとるまでの物語です。

(第58回講談社児童文学新人賞佳作入選作)   

 

 

2018/09/20

「てんとくんの●(ほし)さがし」 いぶき彰吾/作・北原志乃/絵 (文研出版)

てんとくんの●(ほし)さがし

 

森ののはらを舞台にした、あわてんぼうのてんとくんと個性豊かな仲間たちの物語

 

ナナホシテントウのてんとくんを主人公とした絵童話です。
信州児童文学会発行の『とうげの旗』に連載した絵物語がもとになっています。
絵を担当した北原志乃さんは、岩波の広辞苑第六版から昆虫のイラストを描いている昆虫イラストの第一人者です。その北原志乃さんが得意とする昆虫の、基本を押さえながらも表情豊かな絵が誌面いっぱいに広がります。男の子にもぜひ読んでもらいたい一冊です。   

 

 

2018/04/13

「その景色をさがして」 中山聖子/著 (PHP研究所)

その景色をさがして

 

ママがわたしに見せたかった場所

 

トーコは自分に自信が持てない。病気で亡くなった母親や、幼いころに別れた父親の愛情を心から信じることができなくて、周りの友だちばかりが輝いて見える。父親からの「会いたい」という申し出にも、素直に答えることができない。そんなある日、生前の母親が言っていた「トーコにどうしても見せたい景色があるのよ」という言葉を思い出し、その場所をさがすことになる。   

 

 

2018/03/27