機関誌

「日本児童文学」2020年11-12月号

機関誌「日本児童文学」2020年11-12月号を発行しました。
 
「日本児童文学」2020年11-12月号
 
目次
 
《詩》「九州ことば いろはうた」…… 植村紀子
《詩》「シュガーロード」…… 島村木綿子
《詩》「桜島」…… 清水ひさし
《詩》「はじめてのぼたん雪」…… 西沢杏子
《詩》「関門トンネル」…… みずかみさやか
《短編》「千年あかり」…… 草野あきこ ※P16
《短編》「ぼくらの長崎観光 2020年・秋」…… 福田隆浩 ※P22
《短編》「『へ』のカンヅメ」…… まはら三桃 ※P28
《掌編》「桜島上空の風(ぼくたちのプロローグ)」…… 大山 健
《掌編》「あいがとな 素麺」…… 季巳明代
《掌編》「あとぜき普及同好会」…… 田中直子
《掌編》「忠臣ゴンドバッセ」…… ひのくまなおみ
 
特集 筑紫洲から ~九州の児童文学 P43
 
 九州の児童文学散歩…… 河野孝之 ※P44
 九州のまぶしい詩人たち…… 菊永 謙
 九州で児童書を編む 井の中の蛙は、井の外に幻想を見ず…… 福元満治
 わたしの詩の原風景――郷里が「対馬」なれば…… 畑島喜久生
 
 エッセイ ともだちや絵本美術館と大牟田児童文学セミナー
 
 ともだちや絵本美術館のある町…… 内田麟太郎
 絵本美術館と大牟田市動物園と「個の福祉」…… 椎原春一
 大牟田に夢ふくらませて…… 大塚菜生
 
《九州を書く、九州で書く》
 
 世の中捨てたもんじゃない『さとうきびと闘牛の島で』…… いずみたかひろ
 山彦の呼ぶ村 詩集『野にある神様』を通して…… 田代しゅうじ
 私の原点は九州から「九州で人を学びデビュー」…… 長野ヒデ子
 猫と長崎を心にかかえて…… 村山早紀
 
*九州の同人誌リスト

◆第8回「こどものための感動ノンフィクション大賞」発表
 
《創作時評》…… 濱崎桂子
《同人誌評》…… あさだりん、尾崎美紀、中井ゆめ子
 
◇読者のページ
 
■連載・評論――「リスク社会時代の児童文学」(第6回)…… 目黒 強 ※P114
■連載・創作――「命のしるし」(最終回)…… 小俣麦穂 ※P122 ※P123
 
・ブックラック 
・子どもと本の情報館
・次号予告
・投稿作品賞選評
・執筆者プロフィール
・編集後記
 
●表紙絵/山本アマネ
●レイアウト/榎本事務所
●掌編カット/たむらかずみ
 
《表紙のことば・山本アマネ》 小さな村に住む少年にとって、その本は微かな光になった。やがて大人になり黒い鳥のような悩み事が彼の中に潜むようになっても本は身体の中に残り続けた。同じ村の住人たちもまた其々の祈りを捧げながら朝を待った。

 

2020/11/20
一般社団法人 日本児童文学者協会

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