協会賞紹介

2018年6月

2018年度協会文学賞 三越左千夫少年詩賞発表

 

 

 

 

『こんぴら狗』 

今井恭子 くもん出版

 

 

江戸期の実在の風習をもとにした歴史物語。飼い主の病気治癒祈願のために、江戸から金毘羅までの数百キロにのぼる道のりを往復する、犬の旅を描いている。 当時の庶民の信仰への想いや暮らしぶりなどもていねいに描かれており、歴史物語に犬の視点を取り入れた新鮮な作風が、大きく評価された。(選評より)

 

 

 

 

 

 

 

『ラブリィ!』 

吉田桃子 講談社

 

 

中二の自称「映画監督」の井出と助手で親友の榎木は、青少年創作映画コンクールの審査員特別賞を受賞する。その映画の主役に抜擢したのがクラスで「ブス」呼ばわりされ、いじめられてもいる涼子だった……。 設定が新鮮、構成力がある、伸びしろがあるなど、高い評価を得た。(選評より)

 

 

 

 

 

 

   

 

『ともだち いっぱい』

田代しゅうじ 四季の森社

 

 

父親を早く亡くした少年たちを厳しくも温かく育ててくれた母親への思いを綴った作品「夕焼け」「ぬっか」「あくまき」「水車」などが広く評価され、少年の日を歌った「ふるさとの風」の章も好評であった。(選評より)

 

 

 

 

※なお、2018年度各協会賞の発表および選考経過報告のくわしい記事は、

機関誌『日本児童文学』7・8月号(7月10日頃発売)に掲載予定です。

 

2018/06/05