藤田のぼるの理事長ブログ

44、なんだかバタバタ(2021,9,5)

【先週は……】

◎よく言われることですが、今日は日曜日で、「今週」というと「今日までの一週間」なのか「今日からの一週間」なのか。英語の「ウィークエンド」(週末)は前者で、これは聖書で神様が6日間で世界を創造し、最後の一日は休んだ、というところからきてますよね?(違ってたら、ごめんなさい。)それに対して、日本の一週間は「日月火水木金土」という感じで、カレンダーも日曜日から始まっていますから、 日曜日は一週間の始まり、というイメージです。ここでも日本風?に、今日から新しい週がという前提で書きます。だから、表題の「先週」は、昨日までの一週間のことです。

◎何を言いたいかというと、なんだかとてもあわただしい一週間だったなという話で、かつて忙しいことをいかにもアピールしたい人がいて、例えば喫茶店に人を呼び出すと、必ずと言っていいほど先客がいて、 その話が終わるのを少し待たなければならないというパターンでした。(誰とは言いませんが、協会の理事だった人で、随分昔のことです。)それで、当時僕ら事務局員は、そういうふるまいを「忙し自慢」と言っていました。今日の僕のブログも、ややその気があるかもしれません。

◎で、「先週」は、8月から9月に切り替わる週だったわけですが、4回リモート会議があって、2回協会事務局に出かけましたから、まあかなり忙しかったわけです。まず、29日の日曜日は事務所に出て9月理事会の資料などを作り、月曜日だけは家にいましたが、前回書いた資料集の校正刷りの見直しなどをしました。(この段階に至っても結構修正があり、ちょっと不安に。)火曜日は10月の公開研究会の実行委員と常任理事の合同会議(リモート)で、公開研をリアル+リモートのハイブリッドでやるか、全面リモートにするかを話し合いました。これについては、多分次回に書きますが、今週お届けする会報に同封の文書をお読みください。要するに結論を保留し、9月末に最終判断をするということです。そして9月に入った水曜日は、協会の顧問弁護士の鷹取先生と、リモートでのご相談。何の相談かということについては、書けるのはもう少し先になりますが、悪い?相談ではありません。

 木曜日は、協会編の詩のアンソロジーの編集委員会(リモート)。僕はこの編集委員会には途中から加わっているのですが、これについても別の機会に書きます。そして金曜日は事務局に出て、資料集の仕事。4時に印刷所の方が見え、最後に入稿した会員名簿と役員名簿の校正刷りがあがってきました。そして、昨日の土曜日は、これは協会の用事ではなく、僕が参加している評論研究会の月例会(リモート)でした。

◎この間、菅さんが自民党総裁選に立候補しないという話が出て、さすがにびっくりしましたね。思想信条は別として、前に書いたように同郷で同年代、そして(一国の総理と比べるのもなんですが)長くナンバー2を務めた人がナンバー1になる、というあたりが、自分とかぶるところがあって、大変だったろうね、という感じもちょっとあります。

 それにしても、「コロナ対策に専念したいので、立候補しない」というのは、まあ負け惜しみであることはみんなわかってるとはいえ、最後ぐらい、もう少しみんなの心に響くように言ったらどうだろう、 と思ってしまいました。「総裁選に立候補して引き続き務めたいと考えていたが、この間の状況は誠に厳しく、いま私が総裁選に立候補することで政治空白や混乱が起こることは本意ではなく、ここは引き下がる決意をした」くらいのことを言えば、最後は立派だったと言ってもらえるだろうに……、そういうことを進言できる秘書とかはいないのか、と思ってしまいました。菅さんという人は、多分なんでも 自分でやろうという傾向があるのかもしれません。このあたりも、自戒です。

2021/09/05