藤田のぼるの理事長ブログ

47、地元商店街のこと(ドラマ撮影の話)(2021,10,5)

【まずは、31日の公開研です】

◎31日の公開研究会ですが、会員の皆さんには9月の会報と一緒にご案内を送りましたが、その時点では(リアル参加とリモートを組み合わせた)ハイブリッド開催にするか、あるいはコロナの状況によっては無理をせず全面リモートにするか、5分5分くらいかなと思っていました。その後思いの外感染者の数が減少し、9月末の会議でハイブリッド開催にすることを決めました。このことは、すでに協会のホームページの「お知らせ」欄でお伝えしています。参加について様子見の方も少なくなかったと思いますが、リアル、リモートいずれでも、ぜひご参加ください。

 実は、上記の9月末の会議では、感染対策として、参加者全員にその場で抗原検査を実施しようという話になっていました。ただ、この点も含めて理事や各部の部員の皆さんにお伝えしたところ、抗原検査について、「その場で」といっても、飛沫などのリスクがあるが対処できるか、また万一陽性が出た場合(その方は公共交通機関も使えないわけで)どう対応するのか、といった指摘があり、正直そこまで想定していなかったので、急きょ参加者の抗原検査というのはとりやめました。感染対策ということで、なんでも並べればいいものではなく、いろいろな場合をきちんと想定して準備することの大切さを改めて学ばされた思いでした。

【それで、地元商店街の話です】

◎話はガラッと変わって、ついこの前、ちょうど上記の会議のあったあたりですが、地元の商店街の駐車場に車を止めようとしたら、なぜか全部空いていて、「撮影のため駐車はご遠慮ください」という貼り紙がしてあります。商店街は僕の家から歩いて2、3分という近さで普段は車を使う必要はないのですが、その日は宅急便を出すため荷物を積んでいたので、車を止めようとしたのでした。

 僕が住んでいるのは、埼玉県の結構奥ですが、4、50年前に小高い山を造成して作った、いわゆる住宅団地です。僕はそこに住んで二十数年になりますが、引っ越したときはほとんどの店が営業していましたが、ご多分に漏れず、今はシャッターを下ろしている店も少なくありません。といっても、全部で二十軒もないかという小さな商店街です。その中に本屋さん(兼文房具屋さん)もあり、僕は急がない時はそこに本を注文したりもしています。今は少なくなった昔ながらの町の本屋さんというたたずまいなわけです。

◎その本屋さんが、一年前くらい前か、テレビのドラマの撮影で使われたのです。今検索したら、今年の1月ですね。上白石萌音主演の「オー!マイ・ボス」で、彼女の実家が本屋という設定だったようです。撮影は多分何度かあったと思いますが、僕も一度スタッフがカメラを回しているのを(ロケハンだったかもしれませんが)見かけました。

 それで、今回もまたなにかのドラマでその本屋が使われたのかと思ったら、2、3日前に配られた自治会の会報にそのことが載っていて、今度撮影の舞台になったのは商店街の中にある小さなスーパーで、今度はNHKのドラマだったようです。この商店街は、言わば時代から取り残されたようなところで、逆に言えば一昔前のいかにも商店街という感じだし、都心から高速を使えば一時間半くらいなので、距離としても局の負担にならないのかもしれません。住宅団地というのは一斉に入居しますから、今は高齢化が問題になり、空家も少なくないのですが、そのうち撮影のメッカになって脚光を浴びるかもしれないなどと、ちょっと思ったりした今日この頃でした(笑)。

2021/10/05