講座

第39期 実作通信講座(2023年4月~2024年3月)

プロの作家が通信であなたをサポートする!

地方在住の方や児童文学の創作をもっと深く学びたい方々のための講座です。プロの児童文学作家による個別指導で、あなたの作品をじっくり磨きあげてみませんか。3つのコースからあなたに合うコースが選べます。
*初歩から学びたい方には、実作通信講座ビギナーズ(全5回・テキスト付き)もあります。

 

期間:2023年4月~2024年3月
 

コース:


 

◎短編で、公募のコンクールなどへの応募をめざす方のためのコース

  A-1コース (幼年童話、ショートストーリー 5~20枚)    年間5編以内

  A-2コース (創作短編、長編幼年童話 20~50枚) 年間4編以内

 

◎単行本一冊分の長さの作品で、長編コンクールへの応募をめざす方のためのコース

  B-1コース (中学年向け創作、ノンフィクション 50~100枚)  年間5編以内

  B-2コース (長編創作、ノンフィクション 100~200枚)     年間3編以内

 

◎詩および童謡の添削を希望する方のためのコース

  Cコース    (詩・童謡 1~2枚)  年間20編以内

 

  ※上記の枚数は、いずれも400字詰原稿用紙換算です。
   編数には書き直しもふくまれます。

 


 

■受講料  Aコース… 31,000円   Bコース…61,000円  Cコース…51,000円

(会員・継続の場合) (28,000円)    (55,000円)    (46,000円)

■添削方法  講師決定後、担当講師が受講生の作品を添削指導いたします。作品は直接講師に送りますが、指導方法については、書面、電話、Eメール等、講師に一任します。

■申し込み 受講申込用紙に必要事項を記入の上、郵送またはFAXにて講座係にお送りください。受講料の払い込みは、担当の講師が決定してからとなります。(4月初旬)
詳しい案内と申込書をご請求ください。

申込締切 2023年3月3日(金)
 ※詳しくは、お問い合わせください。

 

講師:
 

〔創作〕 
あさだりん・一色悦子・おおぎやなぎちか・太田京子・大原興三郎・小川英子・ 開 隆人・加藤純子・加藤多一・川北亮司・北川チハル・きどのりこ・木村 研・ 後藤みわこ・佐々木ひとみ・正道かほる・田部智子・筑井千枝子・鳥野美知子・ 中澤晶子・中野幸隆・中山聖子・にしがきようこ・服部千春・濱野京子・ 牧野節子・升井純子・松本聰美・山崎玲子  

〔創作&ノンフィクション〕 中川なをみ・真鍋和子 

〔詩・童謡〕  野呂 昶(さかん)・間中ケイ子

 

 

講師のプロフィール&メッセージ 〔創作〕 

         

講師

プロフィール&メッセージ

あさだりん

子どもたちの心にとどく物語をいっしょに考えていければと思います。著書に「まっしょうめん!」シリーズ、「科学でナゾとき!」シリーズ(ともに偕成社)、『リメイク!』(フレーベル館)、『一撃をねらえ!』(金の星社)。

一色悦子

著書に絵本『麦ほめに帰ります』(新日本出版)、『ウホウホあぶないウホウホにげろ』(子どもの未来社)。高学年向き『さよならのかわりにきみに書く物語―田中正造の谷中村と耕太の双葉町―』(随想舎)等。受講生のみなさんといっしょに学んでいくのが楽しいです。

おおぎやなぎちか

主な著作『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)、『俳句ステップ!』(佼成出版)、『ぼくらは森で生まれかわった』(あかね書房)、『ヘビくんブランコくん』(アリス館)、『家守神』シリーズ(フレーベル館)他。子ども達の心に届く作品、情景が目に浮かぶ作品を目指しましょう。

太田京子

著書に『バンザイ!なかやまくん』(課題図書)(草炎社)、NF『100グラムのいのち』『ツシマヤマネコって、知ってる?』『ありがとう実験動物たち』『クマが出た!助けてベアドッグ』(共に岩崎書店)他。 リアリズム文学をご一緒に学んでいきましょう。

 

大原興三郎

 

ファンタジーは発想の新鮮さの問われるジャンル故、書くのが楽しめる世界です。著書に「空飛ぶのらネコ探険隊」シリーズ(文溪堂)は、時空をこえP9まで刊行。「まじょはかせの世界大冒険」シリーズ7巻(PHP研究所)ほか。ファンタジーに限らずリアリズム作品もどうぞ。

小川英子

ファンタジーの長編を書きたい方、お待ちしています。自分のことは棚に上げ、独断と偏見に満ち(?)て、ズバズバ言います。著書に『王の祭り』(ゴブリン書房)、『あけちゃダメ!』『山ばあばと影オオカミ』(ともに新日本出版社)、『ピアニャン』(講談社)、共著に『魔法のファンタジー』(てらいんく)など。

開 隆人

未来を切りひらくために奮闘努力する子どもたちを描き続ける。 主な著書に『メン! 出会いの剣』『メン! 試練の剣』『メン! ふたりの剣』三部作、『ジャンピンライブ!!!』(いずれも そうえん社)がある。

加藤純子

主な作品に『母と娘が親友になれた日』、伝記『ベートーベン』、『アンネ・フランク』(共にポプラ社)。「勾玉伝説」シリーズ(岩崎書店)、『家庭教師りん子さんが行く!』(ポプラ社)『ただいま、和菓子屋さん修行中!!』(そうえん社)、『日本で初めての女性医師 荻野吟子』(あかね書房)など。日本児童文学者協会・副理事長

加藤多一

私は89歳の昨年、野性味あふれる女の馬を主人公にした作品を出版しました。みなさんしつこくがんばってください。89歳までしつこく続けてくださいね。しつこさがイチバン。

川北亮司

児童文学、童話、絵本テキスト、ノンフィクションなどの創作を志す人を対象に「川北塾」「川北Zoom塾」を開いています。「ふたごの魔法つかい」シリーズ(童心社)。絵本「のんびり森のぞうさん」(岩崎書店)など著書多数。詳しくはWikipediaをご覧ください。

北川チハル

絵童話、絵本をメインに書いています。著書に『ふでばこから空』(文研出版)、『いちねんせいがあるきます!』(ポプラ社)、『ともだちのまほう』(あかね書房)、『たびいえさん』(くもん出版)、『ふたごのあかちゃん』シリーズ(ひさかたチャイルド)など。

きどのりこ

この講座では、まだ初期の頃のあさのあつこさんを担当させていただいたことなどが、私の大切な思い出です。ファンタジー、リアリズムを問わず、お書きになりたいテーマにあった表現方式で創作に挑戦してくださいますように。

木村 研

作品を一緒に仕上げましょう。おもな著書に『一人でもやるぞ!と旅に出た』、『おしっこでるでる大さくせん!』(共に草炎社)。絵本「999ひきのきょうだい」シリーズ(ひさかたチャイルド)の『999ひきのきょうだいのおひっこし』は、2012年ドイツ児童文学賞にノミネートされる。手づくりおもちゃの著書多数。

後藤みわこ

1999年『ママがこわれた』(第17回福島正実記念SF童話賞)でデビューしました。現在、同賞の選考委員。公募ガイド社の添削講座歴は10年を超えました。お力になれたらうれしいです。「どんな人かな?」と思ったら、ブログやツイッターを「後藤みわこ」で検索してください。

佐々木ひとみ

著書に『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)、『兄ちゃんは戦国武将!』(くもん出版)、『ストーリーで楽しむ伝記 伊達政宗』(岩崎書店)、「みちのく妖怪ツアー」シリーズ(新日本出版社)など。読み終えたあと、見慣れた景色が違って見えてくるような物語を目指しませんか。

正道かほる

絵本や幼年〜中学年向創作を書いています。ファンタジーでもリアリズムでも、読み手の心に響く文章表現について一緒に考えていきましょう。著作に『でんぐりん』(あかね書房)、『なんでも屋はじめます』『オッホンはかせはるをはこぶ』(共にフレーベル館)など

田部智子

ジャンル、対象年齢を問わず、ステップアップのお手伝いをいたします。楽しく読者の心に届く作品を目指しましょう。著書に『ユウレイ通り商店街』1~5(福音館書店)、『探偵犬クリス』1~3(角川つばさ文庫)など。

筑井千枝子

読者の心に響く物語を、共に探っていきましょう。著書に『ぼくのウィング』『オフカウント』(共に新日本出版社)。「春風にのって」を産経新聞に掲載後、『ファンタジーの宝石箱vol.2夜の翼』(全日出版)に収録。

鳥野美知子

著書に『どんぐり屋』、『ねんねこさい』(共に新日本出版社)、 『鬼の市』(岩崎書店)ほか。公募ガイドでの添削講師もお受けしています。

中澤晶子

『こぶたものがたり』(岩崎書店)、『ワタシゴト』『あなたがいたところ』(共に汐文社)、『ひろしまの満月』(小峰書店)ほか。 世界に目を向け、足元を見つめ、ことばを磨き、広い視野をもって書き進めましょう。

 

中野幸隆

 

主な著書に『夏、はじめての旅だち』(小学館)、『炎の中からぼくを呼ぶ』(文研出版)、『十三等分の時計の秘密』(教育画劇)、『子守唄誘拐事件』(文溪堂)、『黒いチョウの秘密』(小峰書店)ほか。まずは、“たくさん読んで・たくさん書くこと”から始まるが信条。

 

中山聖子

 

主に中学年からの創作小説を書いています。著書に「べんり屋、寺岡」シリーズ(文研出版)、『さよなら、ぼくらの千代商店』(岩崎書店)『その景色をさがして』(PHP研究所)など。一文一文を丁寧に見直して、一緒に作品を磨き上げていきましょう。

 

にしがきようこ

 

書くことの楽しさと、難しさをご一緒に! 作品を創りあげていきましょう。著書に『ピアチェーレ・風の歌声』(小峰書店)で第8回長編児童文学新人賞、第21回椋鳩十児童文学賞受賞、『おれのミューズ』『川床にえくぼが三つ』(小学館児童出版文化賞受賞)、『ぼくたちのP』(以上小学館)など。

 

服部千春

 

『グッバイ! グランパ』(福島正美記念SF童話賞)、『おたんじょうび、もらったの』等(岩崎書店)、「トキメキ 図書館」シリーズ等(講談社青い鳥文庫)、『はるかちゃんが、手をあげた』(童心社)、長編二作(出版ワークス)が主な著作。作品磨きのお手伝いが出来たら嬉しいです。

 

濱野京子

 

著書に『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)『この川のむこうに君がいる』(理論社)『with you』(くもん出版)『Mガールズ』(静山社)『わたしたちの物語のつづき』(あかね書房)『野原できみとピクニック』(偕成社)『マスクと黒板』(講談社)等。こんな時代だからこそ、ウソっぽくない希望の物語を。

牧野節子

小学校中学年・高学年向けの作品をお書きになる方、お待ちしています。著書に『童話を書こう!完全版』(青弓社)、『お笑い一番星』(くもん出版)、『サイコーのあいつとロックレボリューション』(国土社)、『りとるめるへん』(デザインエッグ社)など。

 

升井純子

 

答えを知っているわけではありませんが、あなたと一緒に考える準備を整えて、作品をお待ちしています。(都会の方でももちろんいいのですが)地方で、ひとりで書いていらっしゃる方など、意見をたたかわせながら、書いていきませんか。長編リアリズム作品を希望。

松本聰美

何をどう書くか。基本を大切に、ともに学んでいきましょう。著書に『声の出ないぼくとマリさんの一週間』、『ん ひらがな大へんしん!』(共に汐文社)、『ぼく、ちきゅうかんさつたい』(出版ワークス)、『わたしは だあれ?』(角川書店))など。

山崎玲子

中学年・高学年向けの作品から、中学生向けの作品を書いていらっしゃる方、お待ちしております。著書に『もうひとつのピアノ』、『風のシャトル』、『きっとオオカミ、ぜったいオオカミ』『ぼくらのジャロン』(共に国土社)など。

 

 

講師のプロフィール&メッセージ 〔創作&ノンフィクション〕

 

中川なをみ

 

魅力的な読み物になるよう、お手伝いします。作り手の想いと創作技術のバランスについても考えたいですね。『水底の棺』(くもん出版)、『茶畑のジャヤ』(鈴木出版)、『よみがえった奇跡の紅型』(あすなろ書房)、『かけはし 慈しみの人・浅川巧』(新日本出版)など。

 

真鍋和子

 

児童ノンフィクション、歴史文学、伝記などを中心に意欲的に取り組んでいる。主な著書に『シマが基地になった日』(金の星社)、絵本『リュウキュウアユ、かえってきてね』(教育画劇)など。特に児童ノンフィクション作家をめざす熱意のある方の受講を望みます!

 

 

講師のプロフィール&メッセージ  〔詩・童謡〕

 

野呂 昶

 

 

1936年岐阜県生まれ。詩集や絵本、童話などの他に、古典文学など著書多数。詩集に『ふたりしずか』(かど創房)、『おとのかだん』『銀の矢ふれふれ』(共に教育出版センター)など。国語教科書に多くの詩や童話が採用されている。詩は、真・善・美(感動)の表現です。この講座からは、すでに多くの詩人が誕生しています。童謡や詩を書きたい人は、ぜひ受講してください。

 

間中ケイ子

 

老猫を友として詩作を続けています。ふと心に響いてくる「ことば」を大切にするよう心がけています。詩集に『猫町五十四番地』(てらいんく/第48回児童文学者協会賞・第12回三越左千夫少年詩賞)、『ちょっと首をかしげて』(らくだ出版)など。少年詩の書き手が多くなることを願っています。 

 

2022/12/20
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