第10回 日本児童文学者協会評論新人賞 発表
入選 該当作なし
佳作 「児童文学における「先生」像の今
―朝比奈あすか『君たちは今が世界』を起点に―」 松嶋 文乃
応募総数は7編でした。
詳しい選考経過は、『日本児童文学』2022年5・6月号をご覧ください。
佳作評論は2022年7・8月号に掲載されます。
入選 該当作なし
佳作 「児童文学における「先生」像の今
―朝比奈あすか『君たちは今が世界』を起点に―」 松嶋 文乃
応募総数は7編でした。
詳しい選考経過は、『日本児童文学』2022年5・6月号をご覧ください。
佳作評論は2022年7・8月号に掲載されます。
入選 該当作なし
佳作 「オレンジ物件」 原田 裕史
佳作 「心の奥から わきでるものは」 清水 紗緒
●最終選考作品
「EDOチャレンジ 長唄の道」 好美 松
「オレンジ物件」 原田裕史
「僕たちのタッチダウン!」 なてるみ
「心の奥から わきでるものは」 清水紗緒
「シリウスの約束」 みずの瑞紀
「雨のきりん」 志津栄子
応募総数は、93編でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
詳しい選考経過につきましては、『日本児童文学』2022年5・6月号をご覧ください。
「こわい話」掌編募集 結果発表
2月末に締め切りました『日本児童文学』「こわい話」掌編募集について、編集委員会で選考の結果、次のように決定しました。
「貝の目」 伊東未夜
「満月」 うちだちえ
「てんらく」 蒲原ユミ子
「鳥辺山」 柳澤みの里
「午後六時の来訪者」 いまたあきこ
「交差点」 たかつきせい
以上、6編です。
全体の応募数は、51編でした。たくさんのご応募ありがとうございました。
入選作と選考経過は、2022年7・8月号に掲載いたします。
日本児童文学』編集委員会
第9回「子どものための感動ノンフィクション大賞」
一次選考結果発表
昨年9月30日に締め切りました「第9回子どものための感動ノンフィクション大賞」の一次選考の結果をお知らせします。
今回の応募総数は37編。選考委員会により下記の9編を通過作品としました。
「黒い女の子の人形は、どこに売ってますか?
(~私の“かわいい”“キレイ”を探して)」 中村のぶ子
「ONLY ワン! 野犬のフクが家族になるまで
-3年間のスクスク成長日記-」 藤田尚子
「地震と、津波と、ぼくと、きみ
(東日本大震災から10年、被災地を自転車で走る)」 小林通孝
「世界一長い鉄道トンネル
(持続可能な輸送をめざして)」 笹沢教一
「アマゾンに生きて
地球の未来のために植林を考える」 牛牧弘美
「雨水で、みんなを笑顔に」 中居惠子
「保護ウサギを知っていますか?
-そこにあるのは命です-」 こうまるみずほ
「「無比」と「UR」
「ムヒ」は100年、「ウナ」は50年、愛され続けるかゆみ止め開発物語」
井津元美樹
「ニイニのベッド作り職人への道
チンパンジーからチンパンジーへ、伝わる技術」 山梨裕美
(受付順)
一時選考通過者は、本年5月31日までに原稿を執筆いただき、それをもって最終選考をおこないます。最終選考の結果につきましては、『日本児童文学』2022年11・12月号で発表いたします。
日本児童文学者協会 子どものための感動ノンフィクション大賞選考委員会
「5分毎にひらく恐怖のとびら 百物語」(第2期・仮題)入選発表
この度、日本児童文学者協会は、文溪堂との共同企画「5分毎にひらく恐怖のとびら 百物語」(第2期)シリーズに掲載する作品を一般募集いたしました。
今年3月末の締切までに、853編という多くの力作が寄せられました。この中より、厳正に審査した結果、以下の短編21編、ショートショート53編を入選作とし、本シリーズに掲載することにしました。ここに入選者氏名をお知らせいたします。
《短編の部》
「三十年後の顔」浅野竜、「合わせ鏡の怪談」柄本ともる、「手」もりく魔堂、「スマホをひろったばっかりに」中松まるは、「対岸カフェ」花梨崎ともみ、「ランドセルのランランちゃん」うちだちえ、「地獄ツアー」伊東葎花、「泣き塔」小林史人、「やくそく」千会日亭、「Sビルのこと」高村有、「おばけのホームステイ」福井智、「ハトを待つ」伊藤美香、「世界一きれいな町」島村木綿子、「算数の勉強をしろ」前田栄一、「コールゲーム」深月ともみ、「あしたも一緒に」有賀佐知子、「わたし……いるの?」相川郁恵、「かみなり」瀬川青加、「仏の顔も三度まで」ながいくみこ、「さよならといえないぼく」岡沢ゆみ、「開かずの間」小川英子
《ショートショートの部》
「呪いごっこ」村山むら、「ラクガキ」国方はるみ、「交換屋」「赤い花」オガワメイ、「心霊写真」南葵農園、「A公園のトモコちゃん」「小鳥さん」中山勘太郎、「図書館の恐怖」珠下なぎ、「あの電柱まで」志津栄子、「タクシードライバー」「ひっこし」村田和文、「魔女の絵」「カスタネットゆうれい」後藤千穂、「赤い鉛筆」門倉暁、「真夜中の回収車」「タイムカプセル」浅野竜、「ぼくの幽霊」月島晴海、「灰色のクレジットカード」玉沼けい、「フミンミンゼミ」望月滋斗、「メンタルドクターフィッシュ」岡崎タケル、「最高の美白クリーム」「ひまわり谷」島村木綿子、「不幸を呼ぶ石」野村莉沙、「ぼくは悪魔」神季佑多、「ちょっとした反抗の結末」「間の抜けた発明」嘉瀬陽介、「白い花」「だいじょうぶ」加持谷聡子、「ぺらぺらさん」堀井拓馬、「さまようたましい」もちづきあん、「おばけよりも、こわい」有賀佐知子、「おばあちゃんが見える」空千佳子、「ひなぎく公園」麻生かづこ、「ヤモリの家が消える」かねまつすみれ、「だれもいない」「たまどろ」みとみとみ、「看板」月本しほ、「帰る靴」小林栗奈、「たずねびと」水凪紅美子、「タカヨちゃん」高見ゆかり、「耳鳴り」砧遊月、「一番幸せな日」日下れん、「花」たかつきせい、「職場体験」中川雄太、「隙魔」おのみつこ、「「真面目」のお守り」後藤耕、「鬼の八百屋」樹ピューマ、「魚に餌を」花梨崎ともみ、「のら猫と幽霊」川瀬えいみ、「こんこんさま」本間千絵、「御鏡凪」小林史人、「ぼくのプチトマト」田口純平、「だるまさんがころんだ」川島悠生
(敬称略・順不同)
*本シリーズは、依頼作品を合わせて、各巻に20作品を掲載し、全5巻として、文溪堂より2022年から2023年にかけて随時刊行の予定です。なお、上記の作品タイトルは、変更される場合があります。
「5分毎にひらく恐怖のとびら 百物語」(第2期)選考委員会
津久井惠、濱野京子、最上一平、文溪堂図書出版部
第14回「絵本テキスト大賞」入選発表
日本児童文学者協会と童心社は、昨年に引き続き「第14回絵本テキスト大賞」の作品募集をいたしました。応募総数は昨年より160編多い、1508編(Aグレード715編・Bグレード793編)でした。たくさんのご応募をありがとうございました。応募作品は7月から8月末にかけて1次選考を行い、1次選考通過作品としてAグレード26編。Bグレード29編を選びました。9月27日、新型コロナウイルスの影響で初めてリモートでの選考会議を行いました。まずは2次通過作品を選び、そこから最終選考に向けて議論いたしました。最終選考に残ったのは、Aグレード4編、Bグレード6編です。通過作品は下の通りです。
Aグレード「おおきなてのまぁむ」(しみずあい)、「かゆくても。」(たけのぶさやか)、「ありえないあり」(いちかわたかこ)、「おすもうさんのかくれんぼう」(根木美沙枝)。Bグレード「のびちゃうから 食べなさい」(にいまゆこ)、「さやちゃんのおじいちゃん」(山﨑ひろ)、「チャンチャラ・パンパラ、うそつきばな」(たに かおり)、「あらいぐまの せんたくやさんと くいしんぼう せんたくき」(木下恵美)、「ルドルフのくつや」(もちだなふみ)、「おきなさい」(古川泰)
ここから議論の結果、今回は残念ながら大賞はなしで、Bグレードから2編の優秀賞が決まりました。
Bグレード
優秀賞「のびちゃうから 食べなさい」(にい まゆこ)
「あらいぐまの せんたくやさんと くいしんぼう せんたくき」(木下 恵美)
今回は絵本を意識した面白いアイディアに溢れた作品が多かったです。しかしアイディアだけではなく文章を磨くことも大切です。優秀賞を受賞された作品は出版できるレベルに近い安定感を持っていました。これからにつながっていくことを期待しています。またもっと子どもを見て欲しい、単にお化けだとか、妖怪だとか、宇宙だとか、ウンチだとかそうした安易な発想に飛びつかず、子どもの思いをもっと深めて欲しいと言う意見もありました。また面白いアイディアに感心しつつも、無茶苦茶な楽しい展開の中に読み終わったときエナジーを感じる部分も大切と言う意見もありました。特筆すべきは、この2次選考通過作品の作者は、期せずして30代、40代の若い世代の方が多かったと言うことです。若い書き手たちが絵本に向かい始めたと言うことはこれからの児童書の世界がさらに広がっていく期待感があります。びっくりするような面白いアイディアをどう文章で表現していくか。子どもたちと共有できるか。そのあたりをもう一踏ん張り努力していただければと思います。
次回15回目のご応募も楽しみにお待ちいたします。
※童心社の発表サイトでは受賞者のコメントも掲載しております。
https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/winning.html
◆主催 日本児童文学者協会/童心社
第14回「絵本テキスト大賞」選考委員
内田麟太郎、加藤純子、浜田桂子、大熊悟(童心社編集長)
第10回日本児童文学者協会評論新人賞
児童文学評論の活性化を図るために02年に創設した本賞は、これまで何人もの気鋭の評論家を世に送り出してきました。
児童文学が大きな転機を迎えている今、子どもの本に新たな視点から光を当てる意欲的な評論を期待しています。
1、募集の内容 日本・外国の児童文学についての評論で、未発表のもの。
(同人誌発表の改作などは可だが、その旨明記すること。)
2、応募資格 一切問わない。但し、個人執筆に限る。
3、原稿枚数 400字換算で30枚以内。
(外国語引用の場合の翻訳文や図表なども含めて規定の枚数以内であること。なお、ワープロ原稿の場合は、必ずしも1枚400字の設定は必要ない。)
4、締め切り 2021年12月31日(消印有効)
5、応募方法 表紙に論文タイトル(タイトルは論文冒頭にも記載すること)、住所、電話番号、氏名、年齢、職業、所属(学会、大学、同人など。特になければ不要)を明記し、主催者宛送付のこと。なお、原稿は返却しない。
6、発表 隔月刊『日本児童文学』2022年5・6月号(予定)
7、賞 入選(1篇)賞金10万円、佳作(2篇程度)
8、入選論文について 入選論文は『日本児童文学』に掲載する。佳作についても、掲載を検討する。
9、選考委員 井上征剛、ひこ・田中、藤本恵、宮川健郎
10、問い合わせ先
(一社)日本児童文学者協会
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
TEL 03-3268-0691 E-mail zb@jibunkyo.or.jp
ファンタジーと猫 掌編募集 結果発表
6月末に締め切りました『日本児童文学』「ファンタジーと猫」掌編募集について、編集委員会で選考の結果、次のように決定しました。
「午前3時の奇襲」 あべひろ子
「こてつ」 岩渕ともき
「たまに……」 エイ子ワダ
「影の猫」 大島恵真
「アサギ殿」 柳澤みの里
「カバン猫」 山口としこ
以上、6編です。
全体の応募数は、46編でした。たくさんのご応募ありがとうございました。
入選作と選考経過は、2021年11・12月号に掲載いたします。
日本児童文学』編集委員会
「児童文学の世界に新風をふきこむ」という本賞創設の狙いにふさわしい意欲的な作品、いまの子どもたちの心に届く魅力ある作品の応募を期待しています。
【募集する作品】
自作未発表の長編創作児童文学。(同人誌発表作、卒業制作作品は可だが、原稿の形で提出のこと。)読者対象は、小学校の中学年もしくは高学年・中学生向け。
入選 「ベランダ」 四月猫あらし
佳作 「竹の風音」 酒井和子
佳作 「青夏」 谷貝 淳
●最終選考作品
「ヒカリさんのおにぎり」 麦野 圭
「青夏」 谷貝 淳
「夜光貝と海辺の少女」 遠藤由美子
「シーボルトの道」 山本敬史
「ジャンプ」 水村ライム
「竹の風音」 酒井和子
「ベランダ」 四月猫あらし
「見えない壁をこえて行け」たこふみえ
「忘れ傘五人、彼らの物語」ごとうあやこ
「メリッサの傘」 志津栄子
応募総数は、109編でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
詳しい選考経過につきましては、『日本児童文学』2021年5・6月号をご覧ください。